車のボディにキズがついてしまうと錆びてしまっていることがあるかと思います。
今のところ運転に支障はないから放っておこう…。でも放っておくとどうなってしまうのでしょう?
もし直したくなったら自分で直せる? それともプロにお願いするべき?
錆びってなんだっけ?
まず、「錆び」ってなんでしょうか?
「錆び」とは金属が腐食して腐食が進むことにより錆びが生まれます。環境中の酸素や水と反応することで腐食し、錆びが発生するのです。
と言うことは地球から「錆び」がなくなることは考えにくいですね。
錆びと言っても使われている金属により色が異なるようで、鉄などが錆びると茶色い錆びが出てきます。一般的に「茶錆」と呼ばれるものです。茶錆の他にも赤錆、青錆、緑錆、黄錆…と色々とあるものですね。
専門的なことはあまりにも深く難しいので「錆びとは」と検索してみてください。
車は錆びる?
結論から申し上げますと車も「錆び」ます。
車は1台の車の重さの80%が金属でできていると言われています。
ボディには鉄、ホイールなどに「アルミ」、その他は「銅」「鉛」「錫」「亜鉛」などなどたくさんの金属が使われいます。
車に見られる錆びとしてはボディなどに発生する「茶錆」が多く見られます。
茶錆以外に普段見える場所に発生する錆びとしては、白くシミのように出る「白錆」があります。
欧州車に多いと言われている、のアルミのモール(窓枠)が白くシミのようになっているのは実は「錆」なのです。
車はどうして錆びるのか?
車が錆びだなんて困る!! もちろん困りますよね。
近年の車は防錆の技術が格段にあがり、塗料の品質も向上したことで、錆びにくくなりました。、
しかし、車に深くキズがついてしまったり、飛び石などで塗膜が剥がれてしまったり、
ボディ下部のマフラーやフレームなども石などがはねあがってキズがついてしまうとそこから錆びが発生してしまうことがあります。
また、雪道にまかれる融雪剤や海の近くですと塩害などにより錆びてしまいます。
錆びを放っておくとどうなってしまうか?
錆びてきたけど今のところ問題ないからそのままでいーやー。放っておくと腐食が広がってしまい、ボディの強度が落ちてしまったり、穴が開いてしまうこともあります。
そうならないためにも錆びを見つけたら早々の対応をおすすめします。
キズを直す、錆びを落とす方法
車のキズを直す、錆びてしまったところを直すには、やはり餅は餅屋で、その道のプロにお願いするのが一番よいのですが、やはり金額面が気になるところだと思います。
キズの大きさや深さにより鈑金修理、塗装料金なども変わってきますので一概に●●円です!!。と申し上げられないので、一度お見積りをしてみる事をお勧めします。
その際、自分が思っていたキズの箇所だけでなく、他のところまでキズや錆びが侵食している場合もあるかもしれません。
また、ディーラー、自動車整備工場、鈑金工場によりますが、作業時間、日数もまちまちなので代車を貸し出しているところもあります。
もちろん弊社は代車をご用意させていただき、代車は無料となっております。
もちろん、キズによってはご自身で錆びが広がらないようにすることも可能です。
その際はカー用品店などに行くと、錆び落としや研磨するコンパウンド、紙やすり、パテ、タッチペンなども揃っています。しかし仕上がりに関してはプロが実施するよりも劣ってしまいます。私も一度自分でやったことがありますが、へこんだ部分に関してはそのままで車のボディ色のタッチペンを塗ったのですが、きれいにはできず、会う人会う人にキズを指摘されながら「己への戒め」と言い聞かせ乗り続けたことがありました…。
まとめ
車の防錆性能は昔よりはるかに向上しており、長持ちしますが環境や経年劣化、予想外の出来事などにより鉄を使っている以上は錆びることもあります。
錆びてしまうとボディの剛性などに影響がでてくることも否めません。
プロにお任せするか、ご自身で修正するかは悩ましいところですが、どちらにせよ早急に対策されることをお勧めします。